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Microsoft SQL Server 2016 自習書シリーズ (HTML 版)
「No.3 Reporting Services の新機能」

松本美穂と松本崇博が執筆した SQL Server 2016 自習書シリーズの「No.3 Reporting Services の新機能」の HTML 版です。 日本マイクロソフトさんの Web サイトで Word または PDF 形式でダウンロードできますが、今回、HTML 版として公開する許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。 なお、記載している内容は、2016年 9月時点での情報になります。[2018年12月29日]

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3.4 共有データセットを利用したモバイル レポートの作成

次に、共有データセット「ds_受注クエリ」を利用して、次のような商品売上レポート(モバイル レポート)を作成してみましょう。

商品売上レポート
 00131

合計グラフ」(横棒グラフ)パーツを利用して商品ごとの売上を表示して、「選択一覧」パーツでデータの絞り込み(商品区分と在籍支社でフィルター)をできるようにして、「番号ゲージ」パーツで売上の合計金額と合計数量を表示するようにします。

◆ 共有データセットの読み込み

1.まずは、モバイル レポート パブリッシャーを起動します。

2.起動後は、次のように[データ]ボタンをクリックして、[データ]ページを開きます。

00132

データ]ページでは、[データの追加]ボタンをクリックします。

3.データの追加]ページが表示されたら、[レポート サーバー]をクリックします。

00133

レポート サーバー]を選択することで、レポート サーバー上の共有データ セットからデータを取得できるようになります。なお、ここで[Excel]を選択した場合は、ローカル マシン上の Excel ファイルからデータを取得することもできます(詳しくは後述します)。

4.続いて、[サーバーからデータを追加]ページが表示されるので、データセットが格納されているレポート サーバーをクリックします。

00134

5.次に、レポート サーバー上の共有データセットが一覧表示されるので、前の手順で作成した「ds_受注クエリ」をクリックします。

00135

これで、「ds_受注クエリ」で設定したクエリ(NorthwindJ データベース内の 5つのテーブルを JOIN して商品の売上データを取得するクエリ)の実行結果をモバイル レポート パブリッシャーに読み込むことができます。読み込まれたデータは、次のように表示されます。

00136

◆ 合計グラフ(横棒グラフ)で商品ごとの売上を表示

次に、読み込んだデータを元に、グラフを作成してみましょう。最初は、「合計グラフ」パーツを利用して、商品ごとの売上を横棒グラフで表示してみます。

1.まずは、次のように[レイアウト]ボタンをクリックして、[レイアウト]ページを開きます。

00137

次に、画面左側にある レポートのパーツの一覧から[グラフ]カテゴリの[合計グラフ]パーツをグリッド上にドラッグ&ドロップして配置し、任意の大きさに調整します。

2.次に、合計グラフに対して、読み込んだデータセットの値(商品売上データ)を割り当てるために、次のように[データ]ボタンをクリックして、[データ]ページを開きます。

00138

このページの[データのプロパティ]セクションの[主要な系列]では、割り当てるデータセットの名前と列名を指定することができるので、「ds_受注クエリ」の「受注金額」列を設定するようにします。

3.設定後、[プレビュー]ボタンをクリックして、レポートのプレビューを表示してみます。

00139

受注金額の合計金額(29.8M M Million百万という意味)が表示されることを確認できます。

4.結果を確認後、[]ボタンをクリックして、レポートのプレビューを終了します。

5.次に、商品ごとの売上金額を表示する横棒グラフに変更するために、[レイアウト]ボタンをクリックして、[レイアウト]ページを開きます。

00140

このページでは、グリッド上に配置した 合計グラフを選択して、画面下部に表示される[ビジュアルのプロパティ]セクションにある[データ構造]を「列ごと」から「行ごと」に変更します。これによって、合計グラフにカテゴリ(系列)を設定できるようになります。

6.次に、カテゴリを設定するために、[データ]ボタンをクリックして、[データ]ページを開きます。

00141

行ごと」に変更すると、[データのプロパティ]セクションで[系列名フィールド]が設定できるようになるので、「ds_受注クエリ」の「商品名」列を設定して、商品ごとに受注金額が表示されるようにします。[主要な系列]では「受注金額」列を再設定します。

7.設定後、[プレビュー]ボタンをクリックして、レポートのプレビューを表示してみます。

00142

行ごとを設定する前は、1つの棒グラフで全体の合計金額(29.8M)が表示されていましたが、行ごとで「商品名」を設定したことによって、商品ごとの売上金額の横棒グラフに変わっていることを確認できます。

商品データは 123件あるので、このままだとどの商品の売上なのかが分かりづらいのですが、グラフを "長押し" すると、次のように凡例を確認することができます。

00143

凡例には、商品の名前とそれぞれの売上金額が表示されていることを確認できます。ただ、これでもまだ見づらいので、次は「商品区分」ごとに商品を表示するようにして(表示する商品を区分ごとに絞り込んで)、見やすくしていきます。

動作の確認後は、[]ボタンをクリックして、元のページに戻ります。

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