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第 34 回: GeoFlow for Excel 2013 のプレビュー版を試す

2013年4月15日

GeoFlow for Excel 2013 のプレビュー版が提供されたので、さっそくダウンロードして試してみました。まだ、日本語データでのコツをつかみきれていないような気がするのですが(プレビュー版のせい?)、エッセンスだけご紹介します。

データを Bing マップと連携して表示してくれるのが GeoFlow です。

Power View for Excel 2013(パワー ビュー)にも Bing マップと連携した機能がありましたが、GeoFlow はその機能を大幅に強化したような機能です。Power View では、Bing マップと連携した機能は、次のように利用できました。

Power View for Excel 2013 の Bing マップ連携機能の場合
iPad ジャンプレポート

これは、日本の都道府県別の人口データを円グラフ(男性、女性)で表示している例です(人口データは SQL Server 2012 の Reporting Services 自習書で利用した maptest データベース)。

これに対して、GeoFlow を利用すると、円グラフ(Bubble)だけでなく、以下のように積上げ棒グラフ(Column)を利用して、立体的に表示することが出来ます。

GeoFlow による Bing マップ連携
iPad ズーム

GeoFlow では、以下のようにマップ&グラフのテーマ(色合い)を変えられたり、地図の角度を変えたりすることもできます。

グループの展開

GeoFlow では、以下のようにグラフの種類で HeatMap を選択することもできます。

HeatMap(ヒートマップ)に変更した場合
スクロール

Bubble(円グラフ)に変更した場合
昇順/降順の並べ替え

このように GeoFlow を利用すれば、PowerView よりも見栄えの良い地図連携グラフをさくっと作れます。Excel の進化は本当にスゴイですね!

GeoFlow for Excel 2013 のプレビュー版のダウンロード URL http://office.microsoft.com/en-us/download-geoflow-for-excel-FX104036784.aspx

p.s
今年も、Microsoft MVP for SQL Server を再受賞することができました。
ちょうど10年目になります。SQL Server は年々進化が激しく、全く古くならない製品なので、それについていけているということは、非常に光栄なことだと思っています。
iPhone でのスクロール

 

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