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お待たせしました!
        SQL Server 2014 自習書シリーズ No.5 「Microsoft Azure SQL Database 入門」(全 241 ページ)、ついに完成です!!
「Azure SQL Database って何?」という方は、ぜひご覧下さい。  
        初めての方であっても、基本操作から中・上級までの機能を一通り試せるように構成してあります。最新版の V12(Version 12)にいち早く対応して、オンプレミスの SQL Server からのデータベースの移行方法や、Azure SQL Database の性能監視方法、データ圧縮や列ストア インデックスの使いどころ、SQL Server にはまだ実装されていない「行レベル セキュリティ」や「動的データ マスク」、データベースのシャーディングを実現できる 「Elastic Scale」についても記載しております。

目次は次のとおりです。
SQL Server 2014 自習書シリーズ No.5 「Microsoft Azure SQL Database 入門」 目次
STEP 1.	Azure SQL Database の概要	5
        1.1	Microsoft Azure SQL Database(旧名 SQL Azure)とは	6
        - SQL Server のクラウド版(SQL Server とほぼ完全互換)	6
        	- Azure SQL Database 上のデータベース内に作成できるオブジェクト	7
        		- Azure SQL Database を利用する利点	8
        			- Azure SQL Database の料金	11
        				1.2	Azure SQL Database を操作するためのツール	13
        				- Transact-SQL での操作なら SQL Server 2008 以降	14
        					- GUI で最新版の Azure SQL Database を操作するには最新版の SSDT	14
        						1.3	Microsoft Azure の 1ヶ月間の無料評価版	16
        						- MSDN サブスクリプションの特典など	16
		  
STEP 2.	Azure SQL Database の基本操作	18
        							2.1	Azure SQL Database 上に SQL サーバー/データベースの作成	19
        							- SQL サーバーとデータベースの作成	21
        									- SQL サーバーの作成	22
        										- 価格レベル(エディション)の選択	25
        											- データベースの照合順序の変更(Japanese_CI_AS へ変更)	27
        												- リソース グループの作成	27
        													- 作成されたデータベースの確認	29
        														2.2	Azure SQL Database ファイアウォールの設定	33
        														2.3	SSDT(SQL Server Data Tools)の最新版のインストール	35
        														- 	SSDT と SSDT-BI	36
        															- SSDT-BI for Visual Studio 2013 のインストール要件	37
        																- 	SSDT-BI for Visual Studio 2013 のインストール	38
        																	- SSDT のインストール(2014年 11月の November Update の場合)	39
        																		2.4	SSDT ツールからの接続	40
        																		2.5	SQL Server 2014 Management Studio からの接続	46
        																		2.6	任意のデータベースへの接続	49
        																		- 作成したデータベースへの接続	49
        																			2.7	テーブルの作成	50
        																			- テーブル名の指定とテーブルの作成	51
        																				2.8	データの追加(INSERT)	54
        																				- 日本語文字の追加	56
        																					2.9	日付時刻データの確認(UTC)	58
        																					- 日本標準時(UTC +9)の取得	58
        																						2.10	データの更新と削除(UPDATE/DELETE)	59
        																						2.11	ビューの作成(CREATE VIEW)	60
        																						2.12	ストアド プロシージャの作成(CREATE PROCEDURE)	61
        																						2.13	インデックスの作成	62
        																						- インデックスの再構築(REBUILD)	63
        																							- そのほかのインデックス操作	64
        																								2.14	V12 からサポートされた SELECT INTO、SQL CLR	65
        																								- SELECT INTO	65
        																									- SQL CLR(CLR 統合)	65
        																										2.15	Azure SQL Database でサポートされるその他のオブジェクト	70
        																										- SQL Server でサポートされている組み込み関数	71
        																											- ユーザー定義関数(CREATE FUNCTION)	72
        																												- シノニム(CREATE SYNONYM)	73
        																													- トリガー(CREATE TRIGGER)	73
        																														- sp_executesql	74
        																															- サブクエリ(副問い合わせ)	74
        																																- ページング(OFFSET .. FETCH)	74
        																																	- ローカル一時テーブル	75
        																																		- テーブル変数	76
        																																			- CTE(共通テーブル式)	76
        																																				- MERGE ステートメント	76
        																																					- トランザクション	77
        																																						- 例外処理(TRY .. CATCH)	77
        																																							- RAISERROR	78
        																																								- カーソル	78
        																																									2.16	Azure SQL Database でのロックの動作(読み取り一貫性)	79
        																																									- READ_COMMITED_SNAPSHOT での動作	79
        																																										- スナップショット分離レベル(SNAPSHOT ISOLATION LEVEL)	80
        																																											2.17	データ圧縮を利用する	82
        																																											- 行圧縮の内部動作	82
        																																												- ページ圧縮の内部動作	83
        																																													- データ圧縮の試し方	83
        																																														- 弊社事例 ~4億件のデータ~	84
        																																															- Premium エディションへの変更や、列ストア インデックスを利用した場合	85
        																																																- インメモリの列ストア インデックスによる性能効果	86
        																																																	2.18	インメモリの列ストア インデックスを利用する	87
        																																																	- 列ストア インデックスの作成方法	87
        																																																		- 列ストア インデックスの試し方	87
        																																																			- 弊社事例 ~4億件のデータ~	88
        																																																				2.19	データ パーティションを利用する	90
        																																																				- パーティション単位でのインデックスの再構築、圧縮設定	91
        																																																					2.20	行レベル セキュリティ(プレビュー版)を利用する	93
        																																																					2.21	動的データ マスク(プレビュー版)を利用する	97
		  
STEP 3.	Azure SQL Database の その他の操作	100
        																																																					3.1	Azure SQL Database での特定時刻への復元	101
       																																																						3.2	Azure SQL Database での監査(Audit)	103
       																																																						- 監査の設定	107
        																																																								- SQL サーバー名を変更して接続(~.database.secure.windows.net)	110
        																																																									- .secure を必須にする場合(セキュリティが有効なアクセスを必須)	113
        																																																										- Excel 2013 のテンプレート ファイルを開く ~Power Query~	114
        																																																											- Azure SDK 2.5 で監査テーブルの参照	121
        																																																												3.3	Azure SQL Database の DTU(性能指標)、エディション変更	122
        																																																												- 実際のクエリの実行速度例	124
        																																																													- 4億件の SELECT INTO の性能	125
        																																																														- 4億件に対するクエリ性能	125
        																																																															- エディション、パフォーマンス レベルの変更	126
        																																																																3.4	Azure SQL Database での性能監視方法	129
        																																																																- グラフのカスタマイズ(CPU 利用率やディスク I/O などを追加)	130
        																																																																	- DTU の考え方/ボトルネックの確認方法	132
        																																																																		- 書き込み中心処理の場合 ~Log Write:ログへの書き込み~	134
        																																																																			- メモリが足りていない場合の処理 ~ディスク I/O~	134
        																																																																				- SET STATISTICS IO ON でメモリが足りていないかを確実にチェック	135
        																																																																					- 並列クエリ ~P2、P3~	135
        																																																																						3.5	アラート ルールの設定(しきい値を超えた場合にメール送信)	137
        																																																																						3.6	DMV(動的管理ビュー)を利用した性能監視	140
        																																																																						3.7	sqlcmd ユーティリティからの接続/操作	147
        																																																																						3.8	SQL Server との主な相違点	149
        																																																																						- ガイドラインと制限事項	150
        																																																																							- 今後の情報源	152
		  
STEP 4.	既存の SQL Server 環境の Azure SQL Database への移行	153
        																																																																								4.1	Azure SQL Database への移行方法の概要	154
        																																																																								4.2	移行元となるデータベース(NorthwindJ)の作成	156
        																																																																								- NorthwindJ データベースの構成	158
        																																																																										4.3	SSIS ウィザードでのテーブル データの移行	160
       																																																																											4.4	bcp コマンドでのテーブル データの移行	168
       																																																																											- bcp でデータのインポート	169
        																																																																													4.5	DAC Framework(DAC Fx)によるデータベースの移行	172
        																																																																													- ログイン アカウントのパスワードの再設定	178
        																																																																															- sqllogin1 でログインして動作の確認	179
        																																																																																- Contained Database(包含データベース)を利用している場合	181
        																																																																																	- DAC Fx でエクスポートを利用する場合(.bacpac ファイルの作成)	183
        																																																																																		- Management Studio がない場合 ~SqlPackage コマンド~	188
        																																																																																			- Management Studio で .bacpac ファイルのインポート	190
        																																																																																				- データベース サイズが大きい場合の考慮事項	195
        																																																																																					- インポート後、インデックスの再構築をするのがお勧め	198
        																																																																																						4.6	スクリプト生成ウィザードによるデータベースの移行	200
        																																																																																						- Azure SQL Database 側でログイン アカウントの作成	207
        																																																																																								- Azure SQL Database に接続してスクリプトの実行	208
        																																																																																									- 移行されたデータの確認	211
        																																																																																										4.7	Azure SQL Database の SQL サーバー間でのデータベースの移行	214
        																																																																																										- データベースのコピー(CREATE DATABASE .. COPY OF)	214
        																																																																																											- SQL サーバー間でのデータベースのコピー	215
        																																																																																												- コピーした後のログイン アカウントとデータベース ユーザーの再マッピング	216
        																																																																																													- Azure ポータルを利用したデータベースのコピー	216
        																																																																																														- Azure ポータルで DAC Fx(.bacpac)を利用	218
        																																																																																															4.8	SSDT の便利な機能(スキーマ比較、リファクタリング)	219
        																																																																																															- SSDT でのスキーマ比較	219
            - SSDT のリファクタリング機能 ~名前やスキーマ変更が可能に~	220
STEP 5.	Elastic Scale による シャーディング	223
        5.1	Elastic Scale(プレビュー版)の概要	224
        - Elastic Scale の第一歩	225
        5.2	Elastic Scale Client Library の利用	226
        - シャーディングの構成 ~Button1~	229
        - データの INSERT ~Button2~	234
        - データの SELECT ~Button3~	237
        - データベースの削除(Elastic Scale の削除)	239
        - おわりに	240
      
SQL Server 2014 自習書シリーズのページから、どなたでも無料でダウンロードできます。
        http://www.microsoft.com/ja-jp/sqlserver/2014/technology/self-learning.aspx
      
この自習書を作成しているときの話としては、何といっても相方がコントに出てくる陶芸家のように見えたことです。
         ちょうど執筆中に Azure がバージョン アップしたり、プレビュー版だったりで機能やインターフェイスが流動的だったのですが、ある程度の時点で切り上げて「完成/提出」という私の目論見に対して、相方が、当人にしかわからないこだわりで、完成間近?に、壊してはやり直し、壊してはやり直しで、地道な追加・修正を繰り返していったことです。まるで、コントに出てくる陶芸家みたいで、私は遠い目をしながら見守っていたという(でも、喧嘩しなかったという)エピソードがあり、ある意味感慨深い作品となりました。
         ということで、親しい関係者にだけしか分からない、細部に松本崇博の出汁が出ているドキュメントとなっています。ぜひご覧になって、存分に味わっていただけますと幸いです。
■ おわりに
       「SQL Server 2012 の教科書」の重版(3刷)が決まったそうです。買って下さった、皆様、ありがとうございます~!

       
 


 
 
                

                第60回:SQL Server 2017 自習書 No.3「SQL Server 2017 Machine Learning Services」のご案内
                第59回:SQL Server 2017 自習書 No.2「SQL Server 2017 on Linux」のご案内
                第58回:SQL Server 2017 自習書 No.1「SQL Server 2017 新機能の概要」のご案内
                第57回:SQL Server 2017 RC 版とこれまでのドキュメントのまとめ
                 第56回:「SQL Server 2016 への移行とアップグレードの実践」完成&公開!
                第55回:書籍「SQL Server 2016の教科書 開発編」(ソシム)が発刊されました
                第54回:「SQL Server 2016 プレビュー版 Reporting Services の新機能」自習書のお知らせ
                第 53 回:SQL Server 2016 Reporting Services の新しくなったレポート マネージャーとモバイル レポート機能
                第 52 回:SQL Server 2016 の自習書を作成しました!
                第 51 回:PASS Summit と MVP Summit で進化を確信!
                第 50 回:新しくなった Power BI(2.0)の自習書を作成しました!
                第49 回:Excel 2016 の Power Query を使う
                第 48 回:新しくなった Microsoft Power BI ! 無料版がある!!
                  第 47 回:「Microsoft Azure SQL Database 入門」 完成&公開!
                  第 46 回:Microsoft Power BI for Windows app からの Power BI サイト アクセス
                  第 45 回:Power Query で取得したデータを PowerPivot へ読み込む方法と PowerPivot for Excel 自習書のご紹介
                  第44回:「SQL Server 2014 への移行とアップグレードの実践」ドキュメントを作成しました
                  第43回:SQL Server 2014 インメモリ OLTP 機能の上級者向けドキュメントを作成しました
                  第42回:Power Query プレビュー版 と Power BI for Office 365 へのクエリ保存(共有クエリ)
                  第41回:「SQL Server 2014 CTP2 インメモリ OLTP 機能の概要」自習書のお知らせです
                  第40回: SQL Server 2012 自習書(HTML版)を掲載しました
                  第39回: Power BI for Office 365 プレビュー版は試されましたか?
                  第38回: SQL Server 2014 CTP2 の公開
                  第37回: SQL Server 2014 CTP1 の自習書をご覧ください
                  第36回: SQL Server 2014 CTP1 のクラスター化列ストア インデックスを試す
                  第35回: SQL Server 2014 CTP1 のインメモリ OLTP の基本操作を試す
                  第34回: GeoFlow for Excel 2013 のプレビュー版を試す
                  第33回: iPad と iPhone からの SQL Server 2012 Reporting Servicesのレポート閲覧
                  第32回: PASS Summit 2012 参加レポート
                  第31回: SQL Server 2012 Reporting Services 自習書のお知らせ
                  第30回: SQL Server 2012(RTM 版)の新機能 自習書をご覧ください
                  第29回: 書籍「SQL Server 2012の教科書 開発編」のお知らせ
                  第26回: SQL Server 2012 の Power View 機能のご紹介
                  第25回: SQL Server 2012 の Data Quality Services
                  第24回: SQL Server 2012 自習書のご案内と初セミナー報告
                  第23回: Denali CTP1 が公開されました
                  第22回 チューニングに王道あらず
                  第21回 Microsoft TechEd 2010 終了しました
                  第20回 Microsoft TechEd Japan 2010 今年も登壇します
                  第19回 SQL Server 2008 R2 RTM の 日本語版が公開されました
                  第18回 「SQL Azure 入門」自習書のご案内
                  第17回 SQL Server 2008 自習書の追加ドキュメントのお知らせ
                  第16回 SQL Server 2008 R2 自習書とプレビュー セミナーのお知らせ
                  第15回 SQL Server 2008 R2 Reporting Services と新刊のお知らせ
                  第14回 TechEd 2009 のご報告と SQL Server 2008 R2 について
       		
                  第13回 SQL Server 2008 R2 の CTP 版が公開されました
                  第12回 MVP Summit 2009 in Seattle へ参加