松本美穂のコラム

みなさん、こんにちは。年末が近づいてくると、売上に関係なくどうしても忙しくなりますね。
また、自分の中でも整理しておきたい事柄が浮かんできて、慌ただしい毎日です。
それでも、1つずつじっくりと大切に取り組んでいきたいと思います。

■ SQL Server 2008 R2 CTP 11月版 プレビュー セミナーのお知らせ

11月25日に、SQL Server 2008 R2 のプレスリリースが行われました。
現在、SQL Server 2008 R2 は、CTP 11月版が最新版で、次のページからダウンロードすることができます。
http://www.microsoft.com/sqlserver/2008/en/us/R2Downloads.aspx

インストールの手順については、次の松本崇博のブログを参考にしていただければと思います。

松本崇博 Blog 「SQL Server 2008 R2 November CTP（CTP3）のインストール手順」
http://d.hatena.ne.jp/matu_tak/20091115/1258233083

弊社でも自習書の執筆という形で早期から協力させていただいてますが、これに伴い、今回特別にプレビュー セミナーを無償でご提供させていただくことにしました。
http://msevents.microsoft.com/cui/EventDetail.aspx?culture=ja-JP&EventID=1032433981&IO=RAeMCpjmSGpm6iYRPjPuiw%3d%3d

通常の企業様のご依頼で、コンサルタントとして双方で NDA を結び、有料で行わせていただくセミナーとは、かなり毛色の違うものとならざるを得ませんが、ユーザー視点（エンジニア視点）で盛りだくさんの 新機能を紹介していきたいと思いますので、SQL Serve 2008 R2 の新機能に興味がある方で、お時間の都合のつく方々は、ぜひとも参加していただければと思います。

■ SQL Server 2008 R2 CTP 11月版 の自習書を書きました

私（松本美穂）と松本崇博が執筆した SQL Server 2008 R2（CTP 11月版）の自習書「セルフ サービス レポーティング」と「アプリケーション＆マルチ サーバー管理」、 「PowerPivot for Excel 2010 によるセルフ サービス分析」が、マイクロソフトさんの下記のサイト（右下の方）で公開されていますので、ご紹介します。
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/prodinfo/default.mspx

・SQL Server 2008 R2 自習書シリーズ No.1
「アプリケーション＆マルチ サーバー管理」
マルチ サーバー管理は、「ユーティリティ エクスプローラー」を使用して複数サーバーを監視／管理できる機能です。 複数インスタンス（対象インスタンスには SQL Server 2000 や SQL Server 2005、SQL Server 2008 などの旧バージョンも追加可能）の CPU や ディスクの利用状況を容易に監視することができます。自習書では、設定手順や操作方法を試すことができます。

ユーティリティ エクスプローラー

目次は私のブログでご確認いただけます。

松本美穂 blog 「SQL Server 2008 R2 自習書「アプリケーション＆マルチ サーバー管理」を書きました」
http://d.hatena.ne.jp/miho_matsumoto/20091203/1259846046

・SQL Server 2008 R2 自習書シリーズ No.2
「セルフ サービス レポーティング」
Reporting Services の新機能である、マップ（地図）機能やデータバー、スパークライン、 インジケーター、共有レポート パーツ、レポート マネージャの新機能などが試せるように 作成しています。

マップウィザードによる地図の作成


データバー、インジケーター、スパークライン


共有レポート パーツの利用

目次は次のとおりです。

松本美穂 blog 「SQL Server 2008 R2 ReportBuilder 3.0 自習書「セルフ サービス レポーティング」を書きました」
http://d.hatena.ne.jp/miho_matsumoto/20091203/1259846046

・SQL Server 2008 R2 自習書シリーズ No.3
「PowerPivot for Excel 2010 によるセルフ サービス分析」
SQL Server PowerPivot は、SQL Server 2008 R2 で提供されるデータ分析のための新しいツールです。 PowerPivot for Excel 2010 と PowerPivot for SharePoint 2010 があって、 PowerPivot for Excel 2010 は、Excel 2010 のアドインとして提供されるクライアント側のツール、 PowerPivot for SharePoint 2010 は、SharePoint Server 2010 と統合されたサーバー側の機能です。 これらの具体的な機能について紹介しています。

PowerPivot for Excel 2010


PowerPivot for SharePoint 2010


目次は次のとおりです。

松本美穂 blog 「SQL Server 2008 R2 自習書 「PowerPivot for Excel 2010 によるセルフ サービス分析」を書きました」
http://d.hatena.ne.jp/miho_matsumoto/20091203/1259846046

■ PASS Summit 2009 in Seattle の参加

毎年恒例化している PASS Summit 2009（11月2日～11月6日） に参加してきました。
PASS は、「The Professional Association for SQL Server」の略称です。 ただのカンファレンスと違うところは、SQL Server に携わっているあらゆる人、 マイクロソフトのプログラム マネージャやサポート エンジニア、コンサルタント、 そして、多くの SQL Server MVP がセッション スピーカーを担当するところです。 PASS はコミュニティのせいでしょうか、いずれの方々もフレンドリーで、本音トークをしてくれます。
SQL Server MVP が参加すると、参加バッチに写真のようなリボンをつけてくれます。

このときばかりは、SQL Server の MVP であることを自慢できる瞬間です。

弊社は毎年 PASS には自主的に参加しています。なかなか高価なカンファレンスで、 日本からは渡航費もかかるため、いつまで続けられるかわかりませんが、 SQL Server を仕事にし続ける限りは、参加し続けたいと思います。

■ 製品フィードバックに貢献したということで記念品いただきました

こちらは、同じく 11月に日本で行われた 2009 MVP Open Day Japan で、 MVP Connect の Voice Of Community を通じて、製品の Feedback に大きく貢献した ということで、私と松本崇博ともに記念品をいただきました。

SQL Server の Feedback をたくさん挙げたので、SQL Server のグッズかと思いきや、Windows 7 のグッズでした。
Windows 7 は人気が出そうなので、タッチパネル操作のできる Windows 7 マシンを購入しようと思っているところです。

おわりに
公開セミナーなどでよく質問を頂くのですが、弊社は独立系のデータベース コンサルタント会社です。 コンサルティングの仕事の内容は公開できないため、どうしてもブログや書籍、公開セミナーなどの 活動ばかりが目立ってしまい、本業がライターだと思われたりもするのですが、そういった活動も、広い意味での コンサルタント業の一環（業界貢献）として行っています（アメリカなどではそういう方が多くいらっしゃいます）。
公開ドキュメントやセミナーでコンサルティングの技術ノウハウの概要を出すことはあっても、 弊社で掲げているコンサルティング サービスやメンタリング サービス、トレーニング サービスとは、 きちんと差別化を行い、一線を画して活動していますので、有料でご依頼いただいているお客様はご安心いただければと思います。
いつも見守って下さる皆様に心より感謝を申し上げます。