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SQL Server 2012 自習書シリーズ (HTML 版)
「No.12 Analysis Services によるインメモリ BI 入門」

松本美穂と松本崇博が執筆した完全オリジナル SQL Server 2012 自習書シリーズの「No.12 Analysis Services によるインメモリ BI 入門」の HTML 版です。 日本マイクロソフトさんの Web サイトで Word または PDF 形式でダウンロードできますが、今回、HTML 版として公開する許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。[2013年12月29日]

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2.2 SQL Server Data Tools の起動

◆ SQL Server Data Tools の起動

まずは、Analysis Services テーブル モデルを作成するためのツール「SQL Server Data Tools」(以前のバージョンの Business Intelligence Development Studio)を起動します。

1.SQL Server Data Tools を起動するには、[スタート]メニューの[すべてのプログラム]から、[Microsoft SQL Server 2012]を選択し、[SQL Server Data Tools]をクリックします。

00028

SQL Server Data Tools(SSDT)は、Visual Studio 2010 と統合されているので、SSDT を起動すると、Visual Studio 2010 が起動します。

初めて SSDT を起動する場合は、次のように[既定の環境設定の選択]ダイアログが表示されるので、任意の環境設定を選択(画面は「全般的な開発設定」を選択)して、[Visual Studio の開始]ボタンをクリックします。

00029

2.次に、[スタート ページ]の[新しいプロジェクト]をクリックして、新しいプロジェクトを作成します。

00030

3.新しいプロジェクト]ダイアログが表示されたら、[インストールされたテンプレート]の「ビジネス インテリジェンス」で[Analysis Services]を選択し、「Analysis Services表形式プロジェクト」を選択します。

00031

名前]には、任意のプロジェクト名(既定は TabularProject1)を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

◆ 既定のサーバーの設定

1.初めて Analysis Services 表形式(テーブル モデル)プロジェクトを作成する場合は、次のように[ワークスペースと配置サーバーの構成]ダイアログが表示されます。

00032

ここでは、[既定のサーバー]へ Analysis Services をテーブル モードでインストールしたサーバーの名前(画面は moon)を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

これにより、Analysis Services テーブル モデル プロジェクトが作成されます。

00033

Note: Analysis Services サービスが起動していない場合のエラー
既定のサーバー]の設定では、テーブル モードで動作している Analysis Services サーバーが起動していない場合には、次のようにエラーが発生します(接続エラー)。
00034
Analysis Services サーバーが起動しているかどうかは、次のように「SQL Server 構成マネージャー」ツールから確認することができます。
00035
SQL Server Analysis Services]サービスの[状態]が、[実行中]でなく、[停止]と表示されている場合は、開始しておくようにしましょう。

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